2009年2月16日月曜日

西新宿五丁目駅の自販機「バヤリース オレンジ」アサヒ飲料株式会社

サンフィル オレンジとか、HI-C オレンジとか、小さな頃デパートでグズッたり誕生日のイベントがあったりすると買ってくれたり、買い出しにいかされたりする魅力的な飲み物だった。
水は水道で飲み放題だったし、近所の家では黄色い薄めなお茶(絶妙にウマイ。)がデフォだったので出逢うタイミングも稀だった。
それだけに何でもない市販品のオレンジジュースが大好きで絞った生ジュースなどを出されても何か王道でないなと不機嫌を決めこんでいた。

残念ながらそれらオレンジジュースはミニッツメイドなどによりクチクされてしまったが、当時の面影を残すオレンジジュースがまだ残っているのは何より幸せなことだと思う。
それが今日紹介するバヤリース オレンジだ。
みれば1951年登場のジュースな様で中々の年期だ。

当時の様なアタック感のある甘さはサスガに今はないけど、懐かしいオレンジ味と清涼感、水のウマさが順序よく並んで訴えかけてくる。

じーちゃんが良くくれて大好きだった不二家のレモンスカッシュや不二家のモモネクターは薄味化。父親やじーちゃんが好きだったサイダーも缶が消滅したり様変わり。
(炭酸ジュースはスチール缶のものがうまかった。)
オレンジジュースはペットボトルとの相性も良い様で脳が歓喜の歌を発するよう。


ノスタルジーは全てで無いけど、新しいものだけというのも味気ないから、ファンが有る限り細々とこういったオレンジジュースなんかを出して行って欲しい。


(そうそう、スネオみたいな家に行くとコーラとか良く出てきたが、あぁ言うのも少し違うなと子供ながらに思った。
シチュエーションの無い飽食、豊食の奔流は嬉しくなく、味の楽しみを知る上でも侘しいものなんじゃ?といまは思う。なんか複雑だな。)

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